新品機械式時計のデメリット

取扱いや手間がかかることの覚悟が必要

新しく機械式時計を買う時に、知っておくべきことがあります。機械式時計は、芸術的と言っていいほど一つ一つの細かいパーツが緻密に組み合わさっています。だからこそ、取扱いに注意しなければならなかったり、日々の手間がかかったりするのです。具体的なデメリットととして3点が挙げられます。一つ目は、衝撃や磁気に弱いことです。強い衝撃や磁気にさらされると、時間が止まったり故障する恐れがあります。二つ目は、時間を刻む正確さに欠けるということです。クオーツ式時計に比べて精度が落ちます。一日の遅れや進みに、大体プラスマイナス数秒~数十秒のずれが生じます。3つ目は、定期的にゼンマイを巻かないと動きが止まってしまうことです。機械式時計でも自動巻きの場合は、腕に時計をしていれば、自動的にゼンマイが巻かれてて稼働します。しかし、数日でも使用しないと動きが止まってしまうのです。

購入時だけでなくメンテナンスにも費用がかかる

機械式時計は、製造工程のほとんどが熟練の職人によって手作業で行われます。そのため、量産ができないので価格も高くなります。また、繊細で凝った装飾が施されたムーブメントは、芸術的要素も加わり、新品の機械式時計の高い価値となって価格に反映されるのです。また、購入時の初期コストだけでなく、定期的なメンテナンスコストもかかってきます。特に不具合がなくても、4~5年に1度は、すべてのパーツを分解して点検や修理をするオーバーホールが必要です。オーバーホールにかかる費用は、時計の種類によりますが、平均5万円前後が相場となっています。機械式時計の構造が複雑な作りなので、これだけの費用がかかってしまうのです。とはいえ、しっかりとメンテナンスしていれば、半永久的に使用することが可能です。